AdempiereInstall-ava353a

Adempiere インストールの技 Ver 353a

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お手軽に試してみるには？
プラットフォーム(Windows,Linux,Mac)などを用意して、DBとAdempiereの実行ファイルなどを用意して設定するのは結構手間がかかります。そこで、設定済みのVMwareのImageを利用すると簡単にお試し利用ができます。
　本書では、まず英語版のAdempiereを起動し、そこに日本語メッセージファイルを追加する方法をとります。

利用したバージョン


1. VMイメージの取得
　　手順などの説明がここにありますので、指定されたリンク(SourceForge)からVmImageファイルをダウンロードします。
　圧縮形式が7zipですので、LhaForgeなどの対応ツールを用意しておきましょう。

2. VMwareServerまたは、VMwarePlaerのインストール
　上記のImageでは、GUI(X11やgnomeなど)はインストールされず、すべてターミナルでの操作になります。もし本格的に運用するならServerがお勧めですが、その場合はPlayerと共存できませんのでご注意ください。

3. VMのインポートと起動
　新規作成で、イメージのインポートを選択します。
Serverとしての運用ならLANは、「Bridge」で、IPは固定というのが相場でしょうが、お手軽に試すなら「NAT」設定でゲストのIPアドレスは「DHCP」にします。

4. 初期設定
　起動すると、IPなどの初期設定画面となりますが、よく見るとHTTPでのUIが用意されていますので、そこにアクセスして初期設定をします。といってもお手軽設定の場合はデフォルトのままでOKです。
本書では、NAT設定のためIPはvmnet8というVMwareがインストールされたマシン内部でのみ使用できるIPとなっている。

4-0. 起動時のVM画面


4-1. WebUIを開いたところ
https://172.16.29.130:5480/


4-2. 初期画面
OSのrootユーザでログインしたところ


4-3. タイムゾーンの設定


4-4. Networkの設定


4-5. アプリケーションの起動
右上のリンクから「Application Home」を選択するが、ホスト名が解決できずに失敗する。


4-6. IPでアクセスした場合
adempieretrunk.com をhostsファイルなどに追加するか、IPを使用してアクセスする。
http://172.16.29.130:8080/


5. 日本語キーボードの設定
　当初はCentOSの設定が英語版キーボードとなっていて記号類が打ちにくいので日本語に変更しておきます。


6. 起動と停止
　自動起動に設定されていますが、手動で行いたい場合は、以下のコマンドを使用します。

7. 動作確認
　以下のURLにアクセスし、正しく動作しているかを確認しましょう。
http://設定したIP:8888/

8. Webminを入れときましょう
posreSQLなどのバックアップをGUIから設定できます。http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.510.pkg.gz


9. ファイル類の配置とパスワード
AVA Notesより

• root => "bazaar"
• adempiere => "bazaar" (sudo 可能)
• Adempiere/Jboss の起動スクリプト：/etc/init.d/adempiere (start/stop/status)
• Adempiere アプリのシステム管理者 => SuperUser/System
• JavaClientを使うには、ホスト名「adempierehost.com」を解決できることが必要。
• ブート時にAVAがメールを送信：使用状況追跡のためのIPアドレスの通知

Link 集

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• VMware Server
• LhaForge 作者の作品庫

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